第4回:読書から学んでやってみたこと(はやぶさ2)

はじめに

「読書から学んでやってみたこと」をブログに連載していこう!今回は4回目です。

前回に続き、今回も「仕事の教科書」を取り上げようとしましたが…なんとなく、ジャンルを変えたい気分になりました。

 

今日の1冊はこちらです🌎

 

publications.asahi.com

 

購入のきっかけ

本屋に行くと、いつもはビジネス書籍コーナーに直行します。

新刊や週間ランキングなどを一通りチェックしますが、

この本を購入した日は、ビジネス書に飽き飽きしていた時でした。

 

いくら美味しいものも、食べ過ぎたら暫く見たくもなくなる、

そんな感覚でした。

 

今日は全く違う分野を見たいと思い、

歴史・宇宙コーナーに行ったところ目に留まったのが、

この本でした。

 

「プロジェクトマネージャー」

「目標の10倍の成果を狙えるチームの作り方」

 

この2つの言葉に興味が惹かれ、即購入となりました。

 

丁度、プロジェクトマネジメントの仕事をしており、

チーム力を発揮することに関心が高い時期だったから、

目に留まったのだと思います。

 

今回のテーマ

なぜ「無駄を大事にしたのか?」というタイトルになったのかは、

正直謎だと思いました。

 

無駄を大事にした、という内容はあまり頭に残っていないですが、

試行錯誤し、チャレンジすることを「無駄」と呼んでいるならば、

少しは理解できそうです。

 

この本は、はやぶさ2のミッション遂行の過程で、

様々な想定外や困難を解決し乗り越えていくことで、

プロジェクトチームが成熟していく様子が描かれています。

 

プロジェクトマネージャーを務めた津田氏の著書のため、

著者の感情や心理的な部分も、リアルに伝わってきました。

 

仕事で普段やっているシステム運用保守・障害対応と、

重なる部分が多かったです。

共感し感情移入しながら、あっという間に読み終えました。

 

夢のあるミッション

一体感のあるチーム

 

参画していた人達は、

どんなにやり甲斐を感じただろうかと、

羨ましく思いました。

 

「読書から学んでやってみたこと」をテーマに

最近このブログを書き始めましたが、

この本には、これを学んだのでやってみる!という

明確なものはなかった気がします。

 

しかし自分が参画してきたプロジェクトを振り返る、

キッカケを作ってくれました。

 

自分が担当しているプロジェクトでは、

プロジェクトマネージャーとして、

普段どのようにメンバーに振舞っているのか?

 

プロジェクトの過程を通して自分もチームも成長できているか?

成長できたと感じたプロジェクトは今まであったか?

もしあったとしたら、その要因は何だったのか?

などなど考え、振り返る機会になりました。

 

振り返りを通し、

成長の実感があったプロジェクトでは、

チームワークが非常に良かったという点は、

はやぶさ2と共通していることが分かりました。

 

そのプロジェクトでは、

メンバー1人1人が、指示されたことだけをやる受身の姿勢ではなく、

これはこうした方が良いのではないか?など考え、議論を交わし、

解決策を一緒に探る過程を多く経ていたことに、気づきました。

 

「1人1人が自律していること」

「対等に意見を交せる土台(環境)があること」

 

この2つは、チーム力を発揮する上で必要な要素と感じられました。

 

また、目標達成には以下の3つの法則があると、

過去に聞いた言葉を、思い出しました。

 

  1. いつも見る法則
  2. いつも考える法則
  3. 群れの力を使う法則

 

いつも見て、いつも考え、そして群れの力=チームワークで目標を達成できる。

はやぶさ2のミッションもまさに、この3つが揃って成せた偉業だったようです。

 

「今回のミッションは100点満点中1000点」と、

はやぶさ2ミッションを振り返り、津田氏は評価しています。

 

最高評価をつけられるプロジェクト、私も経験していきたいところです!

 

最後に…書籍にとどまらず、はやぶさ2ミッションのYouTube動画、

WEB記事も読んでみたので、参考に幾つか掲載して今回は終わりにします。

 

www.youtube.com

 

 

news.yahoo.co.jp

 

www.itmedia.co.jp