はじめに
「読書から学んでやってみたこと」をブログに連載していこう!と思い立ち、今回は2回目になりました。
今日は、数ある本の中から「一番やってみたことが多い本」を、紹介したいと思います。
今回の本
記念すべき第2回目の本は、「仕事の教科書」です🎉
表紙のデザインも可愛らしく、手元に置いておきたい1冊です。
巻頭「はじめに」で、著者自身がこの本を、以下のように紹介しています。
「自分が若い頃に戻れるなら、つぎはこうする」と言えるような、私のすべての仕事術を、一切出し惜しみすることなくまとめた「仕事の教科書」です。
~中略~
私はこの本を通じて
「泣きたくなるほど大変なビジネスの世界でも、
どうにかして希望をもち続けながら働く技術」を、
あなたに伝えたいです。
~中略~
この本を通じて、あなたが
「どうやってビジネス人生を生き抜いていけばいいか?」
の答えを見つけられることをお約束します。
著者の魂が込もっているようなメッセージ。
伝えたい想いが、伝わってきました。
「答えを見つけることをお約束します」
自信満々な確信に満ちた一言。
でも、裏切らない言葉だったと思います。
やってみたこと、この本には沢山できました。
今日から何回かに分けて、紹介したいと思います。
やってみたこと:「3つのすぐ」
本書の1章に「タイミングの法則」「3つのすぐ」が紹介されています。
書籍から少し、引用してみたいと思います。
【タイミングの法則】とは、「3つのすぐ」を意識し、実践することだ。
その「3つのすぐ」とは、「すぐやる」「すぐ出す」「すぐ答える」だ。
・「すぐやる」
…依頼された日のうちに、0.001%でもその作業に取り掛かること。
・「すぐ出す」
…締め切り期限より早くに提出すること
・「すぐ答える」
…その場で暫定回答をしたうえで、1週間以内など期限を区切って正式回答すること。
あるいは、その場で暫定回答すらできない場合は、できる日時を決め、約束すること。
「3つのすぐ」
完璧ではないけれど、教科書通りに職場で実践してみました。
結果、仕事の進行が見違えるほど良くなりました。
信頼も少しずつ貯金できるようになり、心理的に余裕ができてきました。
「すぐ」の仕事術といえば…
今までは、いかに作業時間を縮められるか?を考えがちでした。
(例えば、エクセルでショートカットキーを使うとか…)
著者曰く、求められているのはレベルの高い業務ではなく、
「タイミング」だと。
昔、先生に言われた言葉を、ふと思い出しました。
「すべき時にしないことが怠けることだよ!」
「怠けている」と聞くと以前は、
「遅く起きる」とか「ダラダラと過ごす」というイメージが強かったです。
先生曰く、
午前中にすべきことを午後にやる。
春に種を蒔き、秋に収穫しない。
このように、すべき時にすべきことをしない人が「怠けている人」だと。
この言葉を聞いた時、「怠けている人」の認識が変わり、
私は自分が勤勉だと思い込んでいたけれど、実は怠け者だったかも…
と思い直したことがありました。
本書に戻り、著者曰く
「仕事が早い人」=「タスク処理が早い人」
ではなく、
「仕事が早い人」=「タイミングが早い人」
なのだそうです。
最初は、どちらも正しい気がしました。
だけれど、いくら処理スピードが早くても、
タイミング(=やるべき時)を逃してしまっては、
やっていないことと同じになること、よくある気がします。
タイミングが早い人
怠けない人
そんな人になりたいという思いを抱きながら、
「3つのすぐ」
引き続き、実践していこうと思います!